建設ユニオン

アスベスト
アスベストによる被害相談や、検診について
◎ ユニオン広報「アスベスト相談」は、一般の方も受付けます。

No.1 『 じん肺・アスベスト検診のご案内 』

建設現場や金属加工場等で「粉じん作業」に長年従事していた職人さんは、専門病院による「じん肺検診」または「アスベスト検診」の受診についてご案内申し上げます。
自分は、症状も無く健康であり、現に「毎年健康診断を受けているので問題は無い」と思って居る方も、従来の検診とは別に専門医の「じん肺・アスベスト」検診を受けることをおすすめします。

アスベストは「物言わぬ原爆」とも云われ、何時発症するかは判りません。
専門医の先生の話では、『発症して重度の症状になる前に検診を受ける事が大切』
『自覚症状が出てからでは遅い場合が有るので、早目に受診されて下さい』との事です。
過去の作業内容は、作業者本人が分っていても家族は実態を知りません。
つまり、本人が自ら受診する事以外、恐ろしい隠れた「原爆」を見つける手段は無いのです。

建設業(大工、鉄工、鍛冶工などの職人や退職者から「アスベスト肺」の所見が出ており、現在労災や健康管理手帳など数十名の方が申請しております。


No.2 『 アスベスト被災者 事例 』

 1.米軍基地内従事者の事例 (後に民間企業へ従事した方も同様です)

@ ボイラー関係従事者(ボイラーマン) 1. 保守点検
2. 検査
3. 操作工
4. 保安要員
5. 機器保温工
6. 配管修理保温工

A 冷房・暖房・断熱・防火石綿吹付・関係従事者
1. ダクト保温工
2. 配管保温工
3. 天井設置大工職
4. 天井断熱吹付
5. 壁面防火材吹付

B 大工・塗装工(カーペンター) ※専門職以外に上記@Aの仕事や雑工も常に有った。
1. 基地内兵舎等の建築大工
2. 基地内施設の塗装工
3. 天井断熱材貼付

C 基地内発電所勤務 (発電船インピーダンス号 那覇港・北谷港等)その他、船舶要員
1. 発電機保守修管理
2. ボイラー断熱作業
3. 石綿解体貼付
4. 近隣の別職への曝ろ例

※米軍基地内では「モータープール」自動車修理工(主にブレーキライニング工)が現在申請中


 2.米軍基地周辺(防音工事)事例 (主として木造住宅工事に携わった職人)

1. 内部大工
2. 保温工
3. 遮音断熱工
4. 天井断熱工


 3.電力関係従事者 (主にボイラー機器メンテナンス・定修工事)

1. ボイラー設備保温工事
2. ボイラー配管保温工
3. 配管修理工
4. ボイラー保守
5. 鍛冶工
6. 溶接工
7. 配管保温石綿材エアー洗浄


 4.石油基地関係従事者 (ボイラー及び熱交換器等のメンテナンス・定修工事)

1. ボイラー設備保温工事
2. ボイラー配管保温工
3. 配管修理工
4. ボイラー保守
5. 鍛冶工
6. 溶接工
7. 保温撤去貼付け


 5.製糖工場関係従事者 (上記『4.石油基地関係従事者』にほぼ同様)

1. ボイラー設備保温工事
2. ボイラー配管保温工
3. 配管修理工
4. ボイラー保守
5. 鍛冶工
6. 溶接工
7. 熱交換器系統のアスベスト保温撤去貼付け




『自分は大丈夫だと思う職人さん、今日元気だからと感じる人は危険です』

※ 「受診の為の問診表」 がページ下部にあります。ご利用下さい。


No.3 『 増加傾向に 』

アスベスト相談では、建設従事者を始め、米軍基地労働者の皆さん、すでに退職された方、知人、同僚、などの勧めで来所される方が徐々に増加傾向にあり、組合では、アスベスト相談を毎日受付しており具体的な手続等に対応出来るよう体制を整えております。

No.4 『 検診を実施している病院 』

独立行政法人国立病院機構・沖縄病院の先生方は、患者さんの立場に立つ医療機関として専門体制を整えアスベスト検診を実施しております。組合から同病院の院長はじめ、関係者へアスベスト疾患の受入体制の要請を行いました。同病院も専門体制で対応していくとの回答を頂いております。
また、労災保険の申請などに関する関係書類作成についても、スムーズな事務体制が整えられており、受診時間についても早くできるよう配慮された病院です。


No.5 『 石綿被災者の職場や医療関係者へのお願い 』

被災者に関する関係者への要請(事業所、就労時の上司、同僚、医療機関)等 組合では、アスベスト被災者の相談受付を行う際、被災者の仕事内容や職場環境などアスベストとの関連について説明を求めております。

「職 場」
 特に職場の事業主からは、就労状況に関する実態の把握について関係する証明などをお願いしており、被災者にとっては石綿に関係した就労を証明する要件となっております。

「病 院」
 また、被災者が通院や加療をした関係医療機関へも、レントゲン写真や関係資料などの開示や証明など本人及び家族(遺族)からお願いしております。

「協力要請」
 中には、アスベストとの関連を伏せようとする関係者が少なからず存在しており、建設業では労災申請について敏感に反応する事が申請の妨げになっております。
 しかし、労災の申請が会社に影響を及ぼすことについては現在ございません。

「時効・時間との戦い」
 被爆している事が判った被災者は、関係証明をそろえる事が出来ず、無念の思いで日々進行する呼吸困難や中皮腫などの病苦と戦っております。
(被災者に罪はありません・時間も無いのです)

「自分や家族が納得したい」
 被災者は自分の目先はおろか、将来の展望や希望も砕かれ、あきらめの日々の中にいます。
 遠い過去に自分が働いていた頃の時間を取り戻したいと思いながらも、これから先の余生を自分自身と家族の気持ちに応える為、過去の仕事が労災であったことの確認が欲しいと願っております。
 当時は当たり前だった事や社会的な過ちを問う事よりも、先ず納得したいという事に対して関係者が理解し協力してあげることが大切なのではないでしょうか。被災者の残念、無念さに加え、関係者の非協力的な行為が更なるダブル仕打ちを加えるような繰返しは避けなければならない事です。関係者には、過去の業務上の過ちとして、反省の立場に立った対応と協力をお願いしたいものです。

「遠い過去の証明に関係者の協力が不可欠」
 潜伏期間が長い為に、本人の記憶は薄れ、過去の関係資料やデータなども日々失われて行きます。そのような条件の中で手続作業をするという事は、当事者にとって手探りの状態と困難さが伴います。
 入院中の患者や、高齢の家族、酸素ボンベを引きずりながら関係者にお願いすることの精神的 ・ 肉体的な負担は、被災者が行う作業としては非常に厳しいものです。以上の事から関係者の親身な協力と支援を頂きますようお願い致します。


No.6 『 粉じん被害にあった肺 』

※肺写真をプリントアウトするには下のボタンをクリック。
長期粉じん 就労者(じん肺)例

溶接工 肺がん
溶接工 じん肺

セメント 肺
アルミニウム 肺
写真資料 労働科学研究所出版 掲載から


No.7 『 アスベスト検診 問診表の書式 』

※問診表をプリントアウトするには下のボタンをクリック。
「アスベスト検診」問診表
ふりがな
氏  名
_________________________________________ 男 ・ 女 (   歳)
住 所 ________________________________________________________ 電話番号 ____________________________
☆次の問いにお答え下さい。

1、あなたはこれまでに何らかの病気で治療、入院、手術などを受けたことがありますか。
a.ない
b.ある
(   )歳の頃、(         )の病気
(   )歳の頃、(         )の病気

2、肉親が「がん」にかかったことがありますか。
  ある場合は該当する項目に○を、またどこの「がん」か判れば( )内に記入してください。
a.父(     )  b.母(     )  c.祖父(     )  d.祖母(     )
e.兄弟(     )  f.姉妹(     )  g.おじ(     )  h.おば(     )

3、タバコを吸いますか。
a.吸わない
b.吸っている (   )歳から、一日に約(    )本
c.吸ったことがある (   )歳から(   )歳まで、一日に約(    )本

4、次の自覚症状がありますか。
a.(せき)がよく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でる・でない
b.(たん)がよく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・でる・でない
c.(たん)に血がまざったことが・・・・・・・ある・ない
d.胸が痛いことが・・・・・・・・・・・・・・・・・・ある・ない
e.体重減少など、その他に症状があれば記入してください
  (                               )

5、最近、胸部のX線写真を撮ったことがありますか。
a.1年以内に撮った
b.1年以上、2年以内に撮った
c.3年以上撮っていない

6、アスベストを扱う仕事の内容を簡単に。
(              ) を (   )年間従事・・・・・している。
                                していた。
国立病院機構沖縄病院(TEL098-898-2121, FAX098-897-9838) No17-□□□沖縄県建設ユニオン


No.8 『 アスベスト検診についてのご案内 』

※検診案内をプリントアウトするには下のボタンをクリック。
アスベストに関連して 健康に不安をお持ちの皆さまへ

1、アスベスト検診には、胸部CT検査(コンピューター断層撮影)が有効です。

2、CT検査では胸膜中皮腫だけではなく、肺がん・石綿肺・塵肺・縦隔腫瘍・肺気腫などの病気も分かります。

3、CT検査を行うことにより、その年の検診の胸部検査は省略できます。

4、リスクの高い職種の方は、年1回のCT検査をおすすめいたします。

5、「肺ドック」をご利用下さい。費用は10,000円です。


沖縄県宜野湾市我如古3−20−14

国立病院機構沖縄病院

電話(098)−898−2121


交通案内


No.9 『 検診前の準備事項 』

 ○ 検査を希望の方は、事前に病院へ電話連絡をして下さい。
 ○ 問診表の内容をよく読んで答えられる範囲を記入して下さい。
 ○ 問診表4の自覚症状が有る方は、健康保険手帳を持参下さい。
 ○ 問診表6職歴で記入覧が足りない場合は別紙に具体的に書いて下さい。
 ○ 他の病院でのレントゲン写真を持っている方は、ご持参下さい。
 ○ 担当医師は、久場先生です。

 ※ 政府労災申請についての関係書類は、組合にも用意して有ります。
 ※ 一連の作業の具体的な流れについて、組合でもアドバイス致します。


■組合連絡先
  全建総連 沖縄県建設ユニオン
  〒900-0012 那覇市泊3-11-1
  TEL: (098) 862-5520
  FAX: (098) 866-5860
  E-mail: union@kensetuunion.gr.jp


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FAX: (098) 866-5860
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